2022/03/06
2022/03/06
昼:キンパ
夜:ポトフ、食パン、トマト
変化が苦手だ。
環境への順応性は高い方なんだけど、順応するために物凄くエネルギーを消費しているのかもしれない。なので得意なくせに苦手だ。
ずっとここにいたい、と思ってしまう。
でもそんな事叶わないのも知ってるし、気付かないうちに自分も変化していることだって分かってる。
時間をかけて風が石を削るような変化なら受け入れられるのに、よっこらせと自ら腰を浮かせてそこから移動することがとても怖い。
めんどくさがりが顔を出したのかと思っていたが、私には怖がりな面もあった。
最近、ここからもう移動しなければ、と思うことがある。じんわり浮き出たシミのようだ。一度浮き出したらもう後は濃くなるばかり。こわいこわいと思いながらシミをじっと見ている。
きっと私は腰を上げて動くんだと思う。
最近手に取った本に「いつまでもここにはいられないよ、でももっと成長できると思うから」みたいな事が書いてあって、読みながらあまりにタイムリーなのでぼとぼとと泣いてしまった。
指南書とかではなく、その人の日記、エッセイ的な文章だったので、今のこのタイミングで本を開いた事に驚いた(買ったのは去年の暮れ)
こわいけれど、動かなくちゃいけない。
ずっとこわいこわいこわいと自分の腕をさすっていたけれど、先の本の一文に優しく背中をさすられて、あぁ大丈夫かも、立ち上がっても、と思えた。