日々

三十路の女の日々の記録。

人生一度はミスチルのライブへ。

こんにちは、おーえるです。

5月にして気温が34度ですがいかがお過ごしですか。水分取ってね!

 

さて、5/25に生まれて初めてMr.Childrenのライブに行ってきましたfeat.まつのきさん。

兼ねてより『人生で一度くらいはミスチル生で聴きたいな〜』と思ってたので、お声がけ頂いた時は食い気味に「行く!」と返事しました。

 

小学5年の時に出会ったlove me,I love youとLOVE PHANTOMのお陰でB'zにどっぷり浸かったわたしですが、B'zに出会ったことで音楽を聴くようになったんです。そうなると自然と出会いますね、Mr.Childrenに。

なんとなくあの世代にあるじゃないですか、『ミスチルか、B'zか』みたいなのが。

わたしのツボにドンと来たのはB'zだったけど、ミスチルを全く聴かなかった訳でなく、寧ろ結構好きで聴きこんでました。 とはいえライブに行く!となるとね、腰が重たい…なぜならミスチルはなかなかチケットが取れないから。落選して落ち込みたくないじゃない、当たりくじだけのくじ引きがしたいじゃない(チャットモンチー

そこにまつのきさんのお誘いですよ、行かないわけがない!

 

ひとつだけ心配なことがありました。

90年代、2000年代初めあたりのはよく聴いてたけど、最近のアルバムあんまりしっかり聴いてないけど大丈夫かな、と。

杞憂でした。セトリがライブ初心者に優しすぎ&アルバムの中でわたしが特に好きな歌を沢山やってくれたんです。

そしてね、

正直知らない歌でも、曲が素晴らしくてオンオン泣いてしまいました。

これ凄いですよ。

ミスチルの良さはメロディの美しさ、分かりやすく丁寧な言葉の歌詞、そんな歌詞をこれまた聴き取りやすく歌う桜井さんのボーカルだとわたしは思うんです。ミスチルがこれだけ爆発的に受け入れられるのは、スルスルっと耳に優しく入ってくる歌詞が大きいんじゃないでしょうか。あと半音が美しい。

そんなわけで知ってる歌も知らない歌も全部良かった。ミスチルのセトリは神セトリもなにも、全曲名曲と言っていいからすべてのセトリが神セトリなんだろうなぁとミスチルライブ素人のわたしはしみじみしていました。

 

そして、ちょっここそばゆい言い方するけど、歌が、メッセージがちゃんと心に届いてくるんです。

隣にいたまつのきさんは『Mr.Childrenは推しじゃない。神さまだから』というレベル。かたやわたしは「ミスチル?好きだよ!えへ!」、この温度差。開演前もまつのきさんど緊張、わたしヘラヘラ待つ。この温度差。

なのに、

『今日はみんなの抱えてるしがらみ、背負ってるものを全部置いてって』

『その瞬間を過ぎても思い出すだけで幸せになれる。そんな瞬間を少しでも、ぼくたちは作りたい』

『みんなすごくいい顔してる、その顔を見るためにやってきてます』

桜井さんが言ってくれた言葉たちでウァーン!と涙が出てしまったんですね…。

大好きなアーティストが掛けてくれる言葉は胸に刺さりまくるのは勿論なんだけど、ライトにミスチルが好きなわたしの胸にあんなにぶっすり刺さると思ってなかったです。実質抱かれてしまった。

 

そしてMr.Childrenの「バンド感」を強く感じました。

ミスチルに気がついた時はもうヒットチャートの常連、いわゆるスターだったんです。わたしの中のスターは汗臭さとか泥臭さは無縁で、卒なく素晴らしいお仕事をする、そんなイメージだったんです。

ライブで見たミスチルは汗臭くて生々しくて、歌うのが演奏するのがセッションが楽しい、そんなバンドでした。ロックバンドの無骨さを愛するわたしの胸を射抜かないわけがないです。

しきりにまつのきさんに、バンドだね!バンドなんだね!て帰り道に言ってキョトンとされたけどそういうことです。ファンなら当たり前だい!てことなんだけどね。

 

 

思い出すとうっとりしてしまう3時間でした。

人生で一度は、と思ったけどまた行きたいなぁ。また聴きたい歌も、今回は聴けなかった歌もあります。

4万人が歌うイノセントワールドの裏声はそれはそれは美しかったし、それを聴いて笑う4人の笑顔をまた見たいです。