日々

三十路の女の日々の記録。

中村倫也で振り返る2018年(中村氏32歳誕生日に寄せて)

こんばんは、OLです。

久しぶりのブログなのでどう書き出していいか指が迷っています。

 

まぁいいや。

さて、タイトルなのですが。

私が推している俳優さんの中村倫也氏が本日12/24お誕生日なんです。

普段生息しているTwitterで、ファンの方々の愛情溢るるツイートがタイムラインの川を彩る中、折角私も推しているのだから何かしたいなと。祭りなら踊らにゃ損損だと。

しかしセンスのない自分が何をこさえられるのか、そして謎の小っ恥ずかしさが自意識を蹴り上げてくるというなんとも面倒なことになったものの、やらない後悔よりやった後悔でしょうと言うわけで久々にブログを書くことにしました。

Twitterやってんなら140字で潔く勝負しなさいよと思いましたが無理です。

140字じゃとても書ききれないくらい、今年は中村倫也に人生狂わされたので。

 

<1〜3月>

会社の先輩に「面白いドラマやってるから観て」と言われて観だしたのがホリデイラブでした。

もともと仲里依紗ちゃんのお芝居が好きなので、彼女が主演なら面白いだろうと思って見始めたら大当たり。ホリラブについては端折りますが、毎週ツッコミどころが多すぎて最後はすっかり里奈のファンになっていました。まりか様凄い。

 

で、ドラマが最終回を迎えて数日経った頃、

「井筒渡役の人って中村倫也って人だったよな、どんな人だっけあの人」

と突然仕事中にふと思い出したのでした。

それまで私の中では中村倫也はひとりの俳優としてしっかり認識されておらず、『Droomの旦那さん』として認識されていました。相当ぼんやりしていました。

面白いのがホリラブ見てる間、井筒渡は全く私のタイプではなかったんです、ビジュアル含めて。俳優さんを好きになるきっかけって、何かのお芝居を見てあの役がかっこよかった、素敵!が導入になってること多いと思うんです。どっこい、渡はまっっったくハートに刺さらない。最後毒気が抜けて子供たちとの暮らしを守ろうとする姿にはホッとしたものの、ホッとしたに過ぎない。前髪垂らす髪型も笑って見ていたし、終盤前髪下ろしているのも「ワックスやめたんか?」と思ってたくらいでした。

なのに急に気になりだすって何ですか。全然好きじゃないのに、残像が消えない、残り香で振り返ってしまう。

不思議だなぁと思っていた矢先に、Twitterでフォロワーの方が『あれもこれも中村倫也だぜ』のプレゼンを始めたんです。主に写真だったんですけどね、「別人じゃない???」て位全部顔が違うんですよ。動いてなのに、静止画の写真なのに顔が違いすぎる。怖い。何だこれどういうこと?と思っていたら、

『ウシジマくんの洗脳くんの回の神堂も中村倫也だよ』

と言われて目が点になりました。いやいやいやいやあれ中村倫也なの!?

もうトラウマといってもいいくらい恐ろしい神堂、あれが中村倫也!?Droom!?

わけがわからない、芝居が上手いどうこうじゃなくて怖い、謎。

ここから私が中村氏を目で追う日々が始まりました。

あとよく見てみたら好みの顔だったんですよね、タレ目。なぜ気づかなかったのか謎。多分ね、この人顔が特定できない顔を役ごとに作るんですよ。こっわ。

 

<4月>

そんなわけで中村氏の過去のインタビューを遡って読んでいた頃に、フォロワーの方から「ミス・シャーロックのレッドカーペットに行きませんか」とお誘いを頂きました。4/17、ど平日。前月の決算処理でくたびれた自分にご褒美だ!という意味で有給とって参加することにしました。というのも、「きっと中村さん、これから物凄く注目度が上がってそう簡単にお目にかかれないぞ」と思ったんです。(この判断が後々ある意味で間違っていたことになる)

まだ寒さが残る四月の夕暮れの中、出演者様たちがレカペに登場するのを震えながら待っていました。やがて主演の竹内結子さん、貫地谷しほりちゃんが登場する中、現れたるは中村倫也

「え、むちゃくちゃかっこいい人出てきた!!!!!!」

見た瞬間に脳がバグりました、思ってた一億倍男前だったから。

脳がバグったまま、何かして需要があること知らせなければ(この判断も間違ってた)と思った私は「中村サーーーーーーーン!」と名前を呼びました、あなたに会いに来た人がいるよと知らせるために。そしたら何したと思いますか。

こちらを見やり、「ヒョイ」と片手を上げて応えました。

何その男前なリアクションは!!!!!!!!!!!!

同行者であるきりんちゃんが「男前が男前な行動をしてる・・・」と唸ってました。正にそれ。

もうここからは皆さんTwitterのレポでご存知ですよね。

写真撮影で一度列を離れたものの、もう一度戻って一人一人に握手や写真、サインに応じて最後まで残っていました。びっくりしました、凄い人数だったのに。もうここで彼の人気が窺い知れるわけですよ。

対応のきめ細かさとお忙しいだろうに凄いなと驚いたものの、図々しくもサイン&握手をお願いしてしまいました。家宝です。死んだら棺桶に童詩と一緒に入れます。

このレカペ での男前な行動に撃ち抜かれて本格的に沼へ沈みました。

 

そして4月は崖っぷち!ホテルが始まってるんですね。みんな大好き江口竜二ですよ。エグハルが最高すぎて後日譚が100話くらい容易に思い浮かべられる。

 

(この時点で2000字超えてる。要約というものを知りなさいね私は)

 

<5月>

朝ドラ「半分、青い。」に朝井正人役でご出演。

一番印象に残っているのは鈴愛とのデートの帰りキスをしようとするシーンですね。

あれね、『鈴愛ちゃん、金魚みたい』『掬ってください』ここからの無言のままキスシーンへの流れ最高でしたよね、今書いてて思い出してうわあああああああああてなりました、落ち着いて私。

朝の8時にあんなフェロモンドババと出したキスシーン流して大丈夫ですかエネッチケ、そういうとこだぞ中村倫也!!と机に頭打ち付けてました。とても良かった。

『ロスが起こってなくても、正人ロスが起こってるように書いてください』とインタビューで話されてるのを「フフン、朝ドラのロスなんてそう簡単に起こらないのよ」と斜に構えて読んでたけど、悔しいかな吉祥寺に引っ越した後寂しくてたまらなかったよ正人。再登場の日のOPで名前のクレジットが上がった瞬間のタイムラインの沸き方をご存知ですか。

再登場してからは律鈴おじさんとして一役かってくれたこと、私たち本当に嬉しかったんだから!!

 

<6月>

あさイチご出演をニコニコ見てたら、最初の本・童詩リリースのお知らせとお渡し会のお知らせが舞い込んで来て、あさイチ見たらいいのかお渡し会の情報を追えばいいのか分からなくなって、できたてのホットサンドを放置したまま気がついたら星野書店さんに滑り込んでいました、整理券をもらいに。

4月のレカペの時に「今後はなかなかお目にかかれないでしょう」と思っていたのに、まさかのお渡し会実施ですよ、何それ、なんなの中村倫也・・・と混乱していた初夏の日です。

 

<7月>

お渡し会に向けてダイエットしたりパックしたり服を買ったり。

タイムラインの皆様も同じ感じでジムに入会したりお化粧品買ったり服を買ったり美容院とかネイルに行ったりしてたので、

「凄い、中村倫也が日本経済を回してるぞ」

と震えた文月。

 

<8月>

童詩出版おめでとうございます。

もうこれは写真集じゃなくてなんて言ったらいいんですかね、中村倫也のこれまでの記録ですよほんと。写真も全力で、インタビューも読み応えが有りすぎて、なのに巻末に新しいインタビュー入れちゃうの。太っ腹すぎませんかプラスアクトも中村さんも。もっと定価上げていいと思いますよ。

何はともあれ素晴らしい本をこの世に放ってくれてありがとうございました。

読んでて色々こみ上げる本を作るなんて、なかなかできないですよ。

 

さて童詩のお渡し会。

冒頭に人生狂わされたって書きましたけど、まさか自分が俳優さんのお渡し会に行くなんて思ってませんでしたからね。握手して写真撮るの、何それそんなことしたら死んじゃうじゃん・・て想像して自分で整理券取りに行ったのに死にかけてました、滑稽ですよ。

 

当日はほんと生きた心地しなかったんですけど、今思い返してもしみじみと嬉しいのは対面した時の中村さんの表情です。

何千人と握手して写真撮って、てとても疲れることをしているのに、まぁ言ってみれば営業活動をしているのに、パッと顔を合わせた時

「わ〜よく来たね〜」

って顔をしてるんですよ、何それ。

あのね、芝居の上手い人だから、そういう顔を作ることなんて簡単かもしれないんだけど、私の希望的観測かもしれないけど、それでもあれは本当に「よく来たね」と受け入れられた笑顔だったとわたしは勝手に思ってます。

情が深すぎて溺れ死ぬ・・と帰り道ぼんやりと思いました。

私は参加できなかった11月のふぁさっとトークライブのレポをチラチラと読んでいるんですが、そこにも顔を見て反応を見たいという思いがしっかり現れていて驚きました。

ファンを大切にされてるという思いもあるし、ご自身の目で見て肌で感じたものしか腹に落ちないんだろうなぁ。

 

 

・・・ここまでざっと時系列で書いて来たんですけど、

大好きな孤狼の血のことを時系列に組み込むのを失念したのでもう自由に書きますね。the無計画!

 

 

面白い人だなぁ、変わった人だなぁといつも思います。

そしてよく役者という道を選んでくれたなぁと。

無茶苦茶頭いいと思うんですよ、地頭がいい。あと物事を俯瞰して見られる冷静さとバランス感覚の良さ。役者じゃなくても別のビジネスでも成功する人なんじゃないかと思います。

そんな人なのに、正解が掴みにくい芝居の世界に身を投じてくれたご本人のセンスと覚悟と、いろんな巡り合わせに感謝してもしきれません。

 

あれやってほしい、こんな役も見てみたい、中村さんが見せてくれるお仕事がどれもすばらくしてどんどん欲しがりさんになってしまうけれど、結局思うことは一つです。

長くあなたのお芝居をお仕事を見させてください。

もう本当にそれだけです。

32歳の今のあなたのお芝居もとても素晴らしい。

でもきっと40歳、50歳、人生を重ねたその先のお芝居もきっともっと素晴らしいと思うんです。ずっと先も楽しみな役者さんなんです。

だからどうか元気に長生きしてください。

そして、あなたの人生を大いに楽しんでください。

当然ながら言われなくても楽しむと思うけど。

 

あなたの芝居に魅了されて、こんなお芝居をする人はどんな人なんだろうと気になってしまって、誘われるままに扉を開いたらとんでもない世界に迷い込んでしまいました。

もう帰れなくてもいいです。だからずっと夢を見させてください。

 

長々と書き連ねましたが、中村倫也さん、お誕生日おめでとうございます。

32歳のあなたの日々が、健やかで楽しくて、充実したものでありますように。

あなたがなりたい自分になれますように。