日々

三十路の女の日々の記録。

2020/04/27-2020/05/03

2020/04/27

ひと様の人生の瞬間を見て、あぁすごいな、ちゃんと進んでるな、と感動すると共に、わたしは何をしているんだろう…とちょっと落ち込む。

人と比べて落ち込むのと、当社比でここ数年停滞している気がしてしょんぼりした。

焦っても仕方ないけど、焦らないといけない時もある。

 

 

2020/04/29

眠る前とか、予定のない休日の朝、ベッドの中でうねうねと考え事をするのが好き。

今朝は建て直す前の実家のことを思い出していた。

二階はわたしの子供部屋と父の部屋だった。

夫婦の寝室=父の部屋だったんだけど、わたしがある夜怖い夢を見て一人で眠れなくなってから、母は子供部屋で一緒に寝ていた。

思い返せば、子供部屋は広かった。恐らく子供部屋が夫婦の寝室で、父の部屋が子供部屋だったに違いない。どうして逆になったのだろう。

古い木造の家で、ある年の春に羽蟻が発生してしまい、老朽化が怖かったので建て替えることになって、今の家に至る。

全く同じ場所で、二つの建物で暮らした記憶があるのはちょっと面白い。

 

 

2020/04/30

有休にしたので家でごろごろ。そうじゃなくても最近は家でごろごろだけど。

相変わらずBSの2時間サスペンスを観てしまうんだけど、名取裕子があまりに元気なので切ってしまった。なんであんなに元気なの?賀来千香子も元気だけど比じゃないくらい元気でしょ、名取さん。

 

最近自分の中で『推し』の定義が揺らぎ始めてる。定義が揺らぐというか、わたしは推しがいる人ではなくて、作品のファンなのでは?と思う事が多い。

 

時間があり余るので、夜ごはんを食べて晩酌をした後、半身浴をする。江國香織の小説の登場人物みたいだ。江國さんの本はお風呂に入っている場面が多い気がする。

お風呂から出て暑かったので、去年ぶりにTシャツとリラコを出す。去年しまった時の服の懐かしい匂いがした。当然だけど、実家のタンスから出した時の匂いと全然違う。

実家のタンスから去年ぶりの服を出すと、薄くなった洗剤の匂いとタンスの木の香りが混じってた匂いがして、それがとても好き。くんくん嗅いでしまう。

あの匂いもいつかは失われると思うと寂しい。視覚は写真で残せるけど、臭覚、香水とかじゃなくて家の匂いは残せないから。

 

 

2020/05/02

嫌われたというよりも、失望させたんだと思う。もしくは深く傷付けた。

人と親密になるということは、嬉しい反面、近くなる程その人のことを傷つける可能性が高くなる。人と距離が縮まる度に「いつか自分の過失でこの人を失うかもしれない」と怖くなる。

深追いはしない。いい印象のない人に追いかけられていい思いをする人はいないから。

その人のこの先の日々がずっと幸せであるように、祈るくらいしかできない。

 

 

2020/05/03

ずっとはてなの日記を読んでて、インスタグラムに移行してからも見続けている人がいる。交流はなくてほんとに一方的。

はてなで読んでた頃は、旦那さんと出会って付き合うまで、付き合ってから結婚まで、結婚して新婚旅行に行って新生活が始まってーと色んな変化を勝手に見守らせてもらっていた。

インスタグラムに移行した頃にお子さんが生まれて、その子も今年の春に小学生になった。

時々顔出しをされるんだけど、不思議なことに、結婚当初よりもお子さんが大きくなった今の方が、若々しくて生き生きしてる。

一般的に子育てをすると疲労感や苦労した感じが出るはずなんだけど、今が一番この人は綺麗だなーと思って見ている。

不思議だなぁ、子育ても仕事もされてるのに、なんであんなにピカーッとしてるんだろう。

その二つをされてる人が輝いていないと言うわけではなく、みんなぐったりしてるイメージが強い。

前に友人と話してた時は、『どうしたってお金と時間を自分にかける余裕がある人はずっと綺麗だよね』という結論に至った。これは本当だと思う。

それにしても先述の方は、前に載せてたスキンケア、メイクアップ共にデパコスでもなければ、フルタイムでいつも忙しそうにしている。

なんでなんだ……元がお綺麗というのもあるけど、若い頃よりも綺麗になってきてて本当にすごいと思う。

 

これまでの経験や学んできたことが、お顔に出てるんだろうか。そう思うと、自分はこのままぼへ〜っと生きていると、ぼへ〜っとした顔になってしまうのかと気づいて、もうちょっとしゃんとしようと思った。